前回までのジョジョの奇妙な冒険!
そんな訳で今回の記事はVMwareを使ってWindows10 Home 64bit上でWindows2000を動かす時の注意点などをまとめたものです。
7/30追記
VMwareだとファイル共有する時に毎回セキュリティ設定とかいじらないといけないので個人的にはVirtualBoxを使った方がオススメです。Vista以降ならVMwareの機能で楽にファイル共有出来るけどXP以前はVirtualBoxのが圧倒的に楽
準備編
用意するもの一覧
- Win10の入ったPC (可能な限りメニーコア、メニーメモリの物)
- Win2kのインストールメディアとプロダクトキー
- VMware Workstation Player
- 更新プログラム
- Windows2000 SP4
- セキュリティ更新プログラム (KB835732)
- Windows Installer 3.1
https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=Windows%202000%20Service%20Pack%204
https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB835732
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=25
更新プログラムについて2と3はどちらか1つでもVMware Toolsをインストール出来るという情報もありますが念の為両方です。
あとSP4への更新プログラムについてですが、上記のMicrosoft公式のUpdate Catalogにあるバージョンはインターネットに繋がないと更新できない可能性もあるので、私が利用した有志によるサルベージも共有します。
こちらの「IT プロフェッショナル向け Windows 2000 Service Pack 4 ネットワークインストール(AT互換)」からw2ksp4_ja.exeを落としてください。
実作業編
必要なファイルをダウンロードし終わったらVMware Workstation Player(以下VMware)の設定をしましょう。まあ適当に出てくる通りにやれば問題ないです。VMwareは有料版もありますけど個人利用なら無料版で大丈夫です。
VMwareの設定が終わったら新規仮想マシンの作成から仮想マシンを作っていきましょう。ここで気をつけなくてはいけないのはこのタイミングを逃すとプロセッサの数を変更できないので忘れず2にしましょう。安全の為にネットワークアダプタも必ずホストオンリーに。
以上が終わればWin2kのセットアップですが、ネットワークの設定をローカルネットワークにすることと、ワークグループの設定とかをいじらないように気をつければ画面の指示に従うだけです。
セットアップが終わったらデスクトップに新しいフォルダを作り、プロパティの共有タブからユーザー制限を無制限に適用したら一度VMwareを落としましょう。
ここからはWin10での作業になります。まず設定→ネットワークとインターネット→共有オプションからネットワーク探索を有効にします。
続いてコントロールパネルを開き、プログラム→Windowsの機能の有効化または無効化から「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」にチェックをいれOKをクリックしたら再起動します。これでWin10からネットワーク上のWin2kにアクセス出来るようになります。
再起動後、仮想マシンを起動し、Win10のエクスプローラのネットワークを開くと、Win2kがあるはずですので、用意した更新プログラムの1~3を共有フォルダに置いたら「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」のチェックを外して再起動しておきましょう。
仮想マシンを起動したときに、デスクトップに共有フォルダが見つからないかもしれませんが、マイコンピュータから設定したアカウント名→デスクトップを開くと共有フォルダが見つかるはずです。更新プログラムをSP4から適用していきましょう。
更新が終了したらPlayer→管理からVMware Toolsをインストールしましょう。これでやっとまともな画面解像度と色数でWin2kを利用できるようになります