三澤屋文俊堂

きっと何者にもなれない

VTR-Fインプレ

約450km走った時点での感想

いい。すごくいい。「ミドルのベストはツイン。それも水冷90度Vツインだ。」と誰かに言われたら一も二もなく首肯する程度にはいい。

やはりシングルと比べるべくもないのだが振動が違う。レブルはもともとCBR用のシングルエンジンなので結構高回転型で所謂シングルで想像するようなドコドコという鼓動感のある振動ではなくビィーーーーという感じの振動なのだがこれが高速走行するときは手に響く。100km/h以上は出しても追い越し時などの一瞬で基本的には80km/h以下じゃないと嫌な感じの振動が響くのだ。まあレブルのキャラクター(ローロングで重めなネイキッド)を考えればこれでいいのだと思うが。

しかるにVTR-Fだがやはり90度Vツインはすごい。ドコドコする振動はピストン同士で打ち消し、細かな振動やすりばちをするような振動は無視できる程度にしか出ないのだから。実際に乗ってみても6000rpm程度ではステップや股間の当たりに細かな振動を少し感じる程度で実にシルキーなのに3速で60km/h出せる程度にパワーは出ている。

ポジションもレブルよりシート高やらが上がった結果断然スポーツできますね。楽しい。

他にもホイールベースが短くなったからか取り回しがすごい楽です。これは我が家のように駐輪スペースが入り組んだところにある場合実に重要ですね。

ハーフカウルもいい。胸で受ける風が減った。