三澤屋文俊堂

きっと何者にもなれない

ドリームキャスト電池交換

ドリームキャストは内部の時計を維持するのに充電池を使用するけど、もう20年以上前のハードなのでとっくに電池がヘタれて電源を入れるたびに時計設定しなきゃいけない個体がほとんどなので、これを交換する。

 

今回必要なもの

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電池ML2032(必ずMLを使用すること。電源コードを刺している間に充電するので、CR等の1次電池を使うと最悪爆ぜて炎上する。また2次電池でもCLBは電圧が違うのでNG)
縦置き電池ホルダーCR2032用(2032は直径20mm厚さ3.2mmを表すので流用出来る。今回は秋月で購入したCH74-2032LFを使用。端子のピッチがぴったり基盤に対応している)
ハンダ、ハンダ吸取線、ハンダゴテ、電池のヘタレたDC(言わずもがな)

 

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ドリームキャストの開き

横のユニットを取り外して底のねじを4本外して開腹。2番のプラスドライバー1本あればばらせるってのはドリキャスのいいところだよな。普段はセガ嫌いだけどこういうユーザーフレンドリーなところはいい。あと当時から純正部品でVGA出力出来るってのもPCモニター1枚で切り替えつつやればPCと共存出来るってのもいいよな。

世間の電池交換を見ると電源用基盤が今回交換するコントローラ基盤のところまで延長してるのがほとんどだけどウチのはない。これはウチのがVA0基盤だからだろうか?

 

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さらに4つねじを外して基盤を取り出す。裏からハンダ吸取線とハンダゴテで中央に鎮座するコイン電池を取り外せばいいのだが上手くいかない。ハンダがきっちりつけられてて吸い取れるのに限りがあるのか押し付けても吸い取れないし、電池を引っ張っても外れる気配がない。諦めてニッパーで電池を切り離す。

 

おもむろに足元に転がっていた古いケータイの充電器からケーブルを合計3本切り取り、基盤と電池ホルダーをケーブルで繋ぐ。こんなもんは電気的に接触してりゃええねん!(良い子は真似するなよ!)

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本来なら絶縁とかショート防止の為にホルダー側をホットボンドなりで固めたほうがいいんだろうがそんなものは無いのでこのまま筐体に収める。

30分ほどコードだけ繋いで充電して電源投入。時計設定後電源を切り数分待って電源再投入。時計が保持されてる。これにて一見落着(わかってて漢字を間違えているぞ。)今後電池がヘタれてもホルダーに刺さっている電池だけ変えればいいのでとても便利だ。