三澤屋文俊堂

きっと何者にもなれない

2023/03/30

ジャリエルの件で今更NPB球団のキューバ離れがどうとか言ってる人間は、キューバ選手に何一つ興味がないということを公言しているのと同じである。

そもそもNPB球団と契約しているにもかかわらず、一方的に契約破棄を宣言して亡命した選手は元ソフトバンクのコラスという前例が有ること。

次に、キューバはかつての野球大国の面影は既に無く、有望な選手はみんな亡命してしまっているので、すぐにNPBでも働けるレベルの選手は既に全員NPBと契約していること。
関連して、ならばプロスペクトをということなら、今中日が育成で契約しているレビーラ、ガルシア、アルバレスの3人以外にまともなプロスペクトは残っていない。

よって、NPBキューバの関係性は現状から変化することはない。

というのが本当のところですね。

中日ファン的に衝撃を受けたのは、中日には「キューバの至宝オマール・リナレスがスタッフとして在籍をしていて、リナレスはキューバじゃ王と長嶋を合わせたような存在なので、リナレスがキューバ選手をつなぎとめる限り中日から亡命は無いだろうという見立てが崩れたことですね。
やっぱWBCMLB選手と対戦して、やれるじゃんって思ったのが大きかったんかなぁ。
中日として取れる行動は、枠にも余裕があるし、というか育成枠を維持するために支配下65人は維持しなきゃいかんので、きちんとMLBにジャリエルの保有権は現時点でも中日とキューバにあるって事を通達することですね。
それでも違約金を払えば契約していいんだろって言い出すMLB球団はいるだろうが、だんまりで奪い取られたら要らない前例を作ることになるので。

 

野球賭博

いよいよ31日金曜日にセ・リーグは開幕ということで、今年も年初の野球賭博です。

1位 阪神(充実の投手陣、野手も大山、佐藤の中軸が元気、他にも近本、中野、梅野と相対的に隙がない)
2位 中日(ヒロト、慎之介のフレッシュ2枚看板に、大野、柳のベテラン中堅、この他涌井、松葉、福谷、上田としっかり6枚以上確保した先発ローテ。アクシデントでセットアッパーがいなくなったが、それも清水を8回、7回は勝野か田島で回す。野手も待望の扇風機だが長距離砲のアキーノ加入、阿部の穴は福永で埋める。夏になれば梅津やタカヤも帰ってくるので、ライデルも言ってたが今年は最低限CSには行きたいぞ)
3位 巨人(先発野手がいまいち枚数不足。抑えの大勢は盤石だが、そこまで如何に繋いでいくのか)
4位 東京(ヤクルトの順位予想なんか空いたところに入れるくらいでちょうどいいんだよ)
5位 横浜(投手力は充実も、野手は頼みの綱のソトとオースティンの不調と負傷が痛い。扇の要とショートに不安も)
6位 広島(新井の指導力が未知数。森下や栗林の負傷、野手も戦力の上積みが無いこと)